言の葉(3)

 

雪は穢れを知らぬ無垢なる妖精ではなく
全ての穢れを背負った
命あるものたちの贖罪の結晶なのかも知れない

舞い降りる雪を
手のひらにそっと
盗み取る
じんわりと溶けて行く
雪の冷たさに
ひんやりとした分だけ
許されたような気がするのは
ただの自己満足なのだろうか?

ひらひらと
雪舞い降りて
薄化粧
童に戻りて
そっとキスする

           (2000.10.26作)
☆投稿誌「ゆめがたり」第16号用に作った作品です(^^ゞ

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  ぬくもりの恋しい季節です。寒いのは身体だけですか?それともこころも?