君を傷つける刃が
どんなに鋭くても
君に致命傷を与えることなんて
出来はしない
だから
迷子の子犬のように
そんなに脅えないで
いつも いつも
見守っているから
何もかも
あきらめてしまったような
そんな顔をしないで
本当は もう 知っている筈
誰も君を本当には 傷つけられない
君を本当に傷つけるのは 君自身
だから 不安そうな顔は
そっと風に乗せて捨て去ってしまうといい
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