★地域通貨研究会通信〜その5★   【筆者:窪田 幸唯】塩山市地域通貨研究会メンバー  山梨県立文学館で行われている「樋口一葉展T われは女なりけるものを ―作品の 軌跡―」を見てきました。樋口一葉の肉筆や集合写真など文学のタシナミのない小生で も興味深く見学できました。巷に流れている樋口一葉の写真とはかなり違う表情だった りして、彼女の人となりに触れたように思えました。8/22まで開催だそうです。 山梨県立文学館 http://www.bungakukan.pref.yamanashi.jp/     さて、地域通貨研究会のホームページもようやくキチンと公開できる段階になりまし た。作りながらいまひとつ分かり難いな・・・と我ながら思いました。 登録方法などは決まったパターンがあるのですが、実際どう使うのかがなかなか分かり にくいのではと思います。 そこで実際どういう使われているか、事例をあげてみたいと思います   ・「一葉市」での手伝い ・会合のとき食べた美味しい手作りお菓子へのお礼 ・勉強のやり方を教えてもらったお礼 ・ジャム作りを教えてくれたお礼 ・留守時のペットへの餌やり、花への水やり ・車に便乗させてもらったお礼 ・香典を預かってもらったお礼 ・香典袋への毛筆での記名のお礼 ・ついでのお使いへのお礼 ・はねだしの果物をもらったお礼 ・イベント参加者の送迎 ・印刷、コピーなどへのお礼 ・炭焼きの手伝い この他、実施待ちの事例 ・身障者登山の付き添い ・障害児のイベント参加への補助 ・イベントへの支援  ・重いものを動かす手伝い ・プリンターのセッティング 実際の使い方はさまざまで、上にあげた事例は例です。 実際ご自分が困っていること、できることは色々あると思います。意外な使い道の発見 もあろうかと思います。8月は会員獲得強化期間として「出前説明会」を重点的に行い ます。ご興味のある方々、ぜひ声をかけてください。 まだスタッフ同士のやりとりが中心という段階なのですが、塩山らしい地域通貨の流通 方法が編み出されることを期待しています たとえば、農家と商店と市民が「葉」を通じて繋がり、結果「地域のものを食べよう」 「地域で買い物をしよう」というようなことに連動していければ、塩山という地域が実 に魅力的なものに見えることでしょう。 塩山市地域通貨研究会ホームページ http://www.kcnet.ne.jp/~ichiyo/ 【塩山探検隊2004年8月号掲載】