★地域通貨研究会通信〜その7★   【筆者:窪田 幸唯】塩山市地域通貨研究会メンバー  5月からスタートした地域通貨の流通実験は9月いっぱいで一旦終了しました。 様々な課題はありますが、始めたことの意義は十分あったと考えます。 活動を通じ楽しい出会いがあったしたことは参加したことの最大の収穫でした。 先月の一葉市交流会は今までの反省をメンバーからあげてもらいました。 《地域通貨って何?》 ・通貨の単位を決めるのはたいへん難しいと思う。 ・しくみがわかりにくい(一言で言えない) ・地域通貨の説明が難しい。 ・1回30分位が1枚ということがどうか。 ・本当に地域通貨が必要な人は誰か? ・「地域通貨」というと通貨というイメージがついてしまう 《今後の課題》 ・モノ、コトの交換でモノの方が頼んだり頼まれたりしやすいと思う。 ・あれはだめ、これはダメじゃあ流通しないよね。 ・商店街と農家との交流の手段として使いたい。 ・農家応援をもっと ・高齢者が「葉」を得るためのアドバイス開発必要 ・人間関係、地域通貨は。 《ここが問題》 ・説明が難しかった。 ・理解するのが難しい。 ・コスト削減のため通帳方式もよいと思う。 ・地域通貨について商店街との話し合い。 ・会員を増やそうと急ぎすぎた。 ・商店街とのつながりがイマイチ。 ・頭が固いぞ。 《使い方》 ・物との交換に使えたらよい。 ・何に使っていいかわからない。 ・通貨について年寄りの方には大変良い事であるが、お願いしたい事は多いが  何かお手伝いする事がない。通貨券が足りない場合どうしたら良いか。 《研究のあり方》 ・会議室の研究は限界があった。 ・期間が短かった。 ・たったの4ヶ月?! ・部会が機能しなかった。 ・11月からは…。 《イベントによる取り組み》 ・会議、イベント等を通して人と人との交流ができ、楽しい活動だと思う。 ・イベント主体になった時期があった。 ・負担にならないイベント、楽しいイベントがよいと思う。 ・何回かのイベント開催が楽しかった!!けっこう自分がイベント好きとわかった。 ・手段としてのイベントが目的化してしまった。 ・子育てサポーター、一葉市のイベントに子育ての市が多いので他のイベントを  考えて欲しい。 《桃の花》 ・桃の花飾りイベントについて、駅前通りだけでなくもう少し町全体飾ることがで き、甘草屋敷前にまとめて飾って欲しい。 ・桃の花はよかった。(わかりやすい) 《個人的に・参加して・良かったこと》 ・地域通貨の良かった点、今まで以上にいろんな方に出会えた。 ・お金ではない交換手段を少しでも体験できてうれしい。 ・興味を持ってくれた。 ・会員の方と物や事の交換が数回であるが気軽にできて親近感を感ずる。 ・人との出会いgood! ・新しい試みとしていい企画。 ・甘草屋敷でライヴを間近な所で見せていただいて感動した。送迎に葉を使った。 ・かえっこはよかった。 ・半年くらいの間にたくさんの知り合いが出来た。 ・地域通貨研究会で発行しているぐり〜んりーふをいちやまマート塩山店の  店長さんに、地域通貨の意味を理解していただきお店に置いていただく事を  快く引き受けてくれたことがとてもうれしく思いました。 ・小さな子どもと家族との出会い=かえっこ、ポイントと葉との共通点は  かなりあるので今後も続けたい宜しくいお願いしまーす。 ・いろいろな人との交流ができた。 ・ぐり〜んりーふは使えた。 ・初めての経験をいくつもした。 以上があげられた反省点です。 流通量があまりに少ないこと、仕組みが直感的に理解しにくいこと、推進する体 制にも課題があることがあらためて浮かび上がってきました。 メンバーの中で自画自賛する人、冷静に振り返る人などメンバーの温度差、方向 性の差もあります。11月からは新たな体制で、仕組みを工夫しながら再スタート する予定です。 なお、先月の一葉市(交流会)の様子を中心に地域通貨「葉」についての番組が CATVで流れます。10/21(木)〜24(日)13時から、20時から「我が町この人」 のコーナーで「地域通貨「葉」ってなんだろう? 塩山地域通貨研究会」という タイトルです。市内の方は是非ご覧ください。