言の葉:番外編2 げすとぶっくから生まれた言の葉たち

 



吹き荒れる風は悪夢のように
私たちを襲うけれど…
過ぎ去ってしまえば
ほら
すべての迷いを吹き払って
空は青空
何処までも澄んだ
青・蒼・碧

さらさらと吹く風は
何処から何処へと
吹きぬけて行くのだろう

まるで魔法のようだね

          2000.7.8



透明な空をじっと眺めていると
すーっと
吸い込まれて行くようなカンジ
スカイブルー
悲しいくらいに 青い空

どこまでも高く 遠い空
空が私に近寄るのか
私が空に近寄るのか
手を差し延べてみても答えは掴めない

          2000.7.24



ギュギュッ
凹んだこころ
にぎりしめ
空の彼方に
投げつけてみる

          2000.7.28



ほんのりと
素肌に残る
時計跡
あの日過ごした
名残の時間

          2000.7.30

☆熱帯夜

火照った肌を持て余し
ベッドの中で泳いでいるよ
寝苦しい戸惑いの中で
浅い眠りの中で
泳ぎつづける
魚のように…

この熱は
空に帰るのかな
それとも海に沈むのかな
今宵も熱帯夜
架空の海で泳ぎつづけよう

          2000.8.2



想い出は セピア色した フレームに
恥ずかしそうに 切り取られてる

            2000.8.3



窓辺より
生まれたての
光りの子が
こっそりこちらを覗いているよ
はやく一緒におしゃべりしたくて
うずうずしているのかな?
そろそろ目覚めなくてはね
待ち切れなくて
あの子が何処かに行ってしまう前に…

          2000.8.4



降りしきる雨は
アスファルトを叩きつけるけど
雨の想いはアスファルトには届かない

          2000.8.8



雨あがりに吹く風は
雨で洗い流された
すべてのものの残り香を
大切に包み込んで運んでくるのだよ
だから何処か懐かしい
そして少し切ない

          2000.8.9



忘れていた何かを
てのひらに包み込むように
そっと白い紙の上にも置いてみる
忘れていた何かが
待ち切れなかったとばかりに
ポン ポーンと 飛び出して来る
またひとつ
忘れていた何かを思い出す

          2000.8.12

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