言の葉:番外編4 げすとぶっくから生まれた言の葉たち

 



物悲しいような秋の夕暮れ
君の小さな胸の奥に秘められた想い
静かに膨らんで行く…
その想いの出口は何処にあるのだろうか?

          2000.9.4



秋は何故 哀愁を身に纏っているのだろう?
もっと朗らかに微笑んでくれてもいいのに…
春よりは思慮深く 夏よりは穏やかに
冬よりはこころ優しく 私たちをみつめている

          2000.9.5



夏と秋との季節の交代は
入り組んでいて複雑だね
夏は別れを惜しむように
名残の暑さを残しながら過ぎて行く
秋は夏を忘れさせたくて
風を吹かせ雨を降らせる

過ぎていくのは寂しいし
何かを失ってしまうようだね
訪れるものは
戸惑いと喜びを運んで来て
何かを生み出す準備のようだね

リレーのバトンを受け渡すように
季節はくり返しくり返し 交代しつづけて
何かを受け継いだり 生み出したりして
季節の役割を果たしているのかもしれないね

          2000.9.6



季節はずれの花たちは
少し俯き加減で
恥ずかしそうに咲いている
俯くことなどないのだよ
一生懸命咲いている
その姿が素敵なのだから

          2000.9.8



バケツをひっくりかえしたように
雨がたくさん降っている
あんなにたくさんの雨
お空の何処に隠れていたのかな?
お空が大泣きしているよ!
悲しいことや寂しいこと
きっとたくさんあったんだろうね
たくさん泣いたら今度は笑顔!
にっこり笑顔が楽しみだね

          2000.9.12



寝不足と自覚しつつもやめられぬ
意志薄弱な我が身恨めし?

            2000.9.15



おやすみなさい
涙涸れるまで
泣くだけ泣いたら
おやすみなさい

今日の涙は明日になれば
それはすでに過去の出来事
大丈夫だよ 信じていいよ

おやすみなさい
今日は一人静かに…
おやすみなさい
何も考えずに…

夜が明けたら
新しい太陽が君を見つめているよ

疲れた身体に元気を
くじけた心に勇気を
少しずつ蓄えながら
夢を掴みに行こう
明日へ明日へと続く
道程辿りながら…

          2000.9.22
        (黄菜さんへ)



君にしか辿りつけない道がある
君にしか見れない夢がある
夢をあきらめないで
君を捨てないで
心に小さな
勇気という名の明かり灯して

歩いてみようよ
始まりの1歩を
君のその足で

          2000.9.22
        (黄菜さんへ)



すすきの穂 風に揺られて そわそわと
月のうさぎを 見上げているよ

          2000.9.26



金木犀の
甘き香に包まれて
トゲトゲのはぁと
静かにまぁるくなるを感じる

          2000.10.6



金木犀の甘い誘惑に包まれて
秋の日差しに抱かれて
遠き空を見上げれば
あの白い雲さえ君の笑顔に見えてくる

          2000.10.6
     (気まぐれ日記11)



見上げれば 飛行機雲の くっきりと
迷い切り裂く 秋の晴れ間に

          2000.10.8

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