君を抱きしめればよかった

 

木漏れ日に 身をゆだねるように

君は そっと 瞳を閉じる

モラルに縛りつけられて

君の 手を 離してしまった

愚かな この身に

 

君の姿は 刃のように 突き刺さる

硝子細工の心 綿菓子よりもなお

脆い君の身体を 躊躇うことなく

躊躇うことなく 抱きしめればよかった

君が君を放棄してしまう前に

 

 

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